2022年10月24日月曜日

あいち自然再生カレッジ 第4回講座「里地・里山・湿地の豊かさを知ろう」に参加…海上の森にて

里地里山湿地の保全活動に尽力されている名古屋工業大学・増田理子教授から❝生物多様性❞の講義を受け、その後モ二タリング調査で海上の森へ。

2005年愛知万博会場であった海上の森は、その後の開発が阻止され自然環境保全地区として残されました。

1時間ばかり説明を聞きながら森の探索で、森林形成の歴史を植生や地質,地形を目に触れ、この里山の豊かさを実感。そして適度にヒトが手を加えることも森の再生には必要であると…。

いままで、気軽に花を探しながら散策していた身近なこの森は、地道な調査研究を重ねてこられた人々の力でより豊かな里山に再生されており、次回からは「生物多様性」を意識して❝観察歩き❞をしたいな…と思いました。





テーマに沿って講義をうける



これから海上の森へ、生物モニタリング調査に。



秋草たちをチェック…。






木々を伐採して明るい森に。



森が明るくなり、地表の植物たちが繁茂。 トウカイモウセンゴケ



湿生植物 スイラン



湿地の表層を剥ぎ取り、湧水の流れの路を造れば湿地本来の環境に…。




少しヒトの手を加えたことによって、屋戸湿地は豊かな生物多様性に沿った?本来の湿地に変身しつつあります。



サワシロギク



ミミカキグサやホザキノミミカキグサも数を増やしてきました。



モウセンゴケ





豊かな湿生植物を見ることができました。
初夏にはシラタマホシクサ,サギソウが咲き、ハッチョウトンボが乱舞する光景が見られるとか…。



ツクシハギ



ウラジロノキの赤い実が・・・。







今回の参考資料