2024年4月20日土曜日

熊野路④…「飛瀧神社」 那智の滝

熊野古道・大門坂の石段を登る事40分。続いて・・

辿り着いた飛瀧神社の鳥居をくぐれば、杉木立に囲まれたキツイ下降の石段が再び…。
さて、もうひと頑張り! ようようご拝所へ。

御神体・落差133mの日本一の大滝!を目前に崇められたことが、無心にありがたく不思議な感覚にとらわれました。

気が付けば外国人も交えた参拝者の方も多くなり、さすが祈りの聖地ですネ。


古人が何か月も難行苦行の末辿り着いた聖地、現代人が物見遊山で軽々と尋ねる名所であってもこの荘厳な瀧を目にすれば自ずと祈り崇めたくなる気持ちになるのでは…と。

今回の熊野路ドライブ行脚はこれで無事ピリオド。

体調を気にしながら目的を果たせた老身を誉め、エスコートしてくれた娘に感謝しながら旅日記を閉じましょう、、


(一年前に訪ね歩いた熊野三山・三社,鬼が城,松本峠…と今回を含め熊野路の世界遺産を制覇?しました)

































2024年4月19日金曜日

熊野路③…那智大社・熊野古道「大門坂」

今回の熊野路再来の目的は「大門坂」をウォーキングすること。

去年車でスイーと那智大社まで直行した折、途中の大門坂が気になり、ぜひ歩きたいナと今回実行です。

熊野古道の一部、大社まで古の参道は杉木立に囲まれた石畳の道。

約650m続く石畳の道は厳かな雰囲気。樹齢800年ほどの夫婦杉はじめ個性豊かな杉杉杉の杉並木。(大木杉のウロには何故か鉄の扉に錠前が…)

中ほどまでは楽勝でしたが、疲れだしたころには旅人?同士のお喋りタイム♪
上から降りてこられたツアーガイドさんから道中安全のお守り「ナギの葉」の思わぬプレゼントを頂いたりして…。

40分ほどかけて那智大社近くまで無事坂越え出来ました。

今回は那智大社拝観をパスして次は「飛瀧神社・那智の滝」を目指します。




鳥居手前に南方熊楠が滞在していたお宿が…



是より古道大門坂へ



大門坂茶屋



那智の七石の一つが…


夫婦杉(樹齢800年)


多富気王子跡





ウロに鉄扉が??


お急ぎの方は車で…





袖触れ合うも・・ツアーガイドさんより『梛の葉』のお守りをいただきました。




昔は通行料を!「十一文関所」跡





外人の方も何組かトライされてました…



ゴール・スタート地点のようです。





那智大社表参道へ(今回はパス)



那智の滝が見えてきました。




2024年4月18日木曜日

熊野路②…神倉神社から補陀洛山寺へ

熊野三山をめぐるとき立ち寄りたい二個所。

神倉神社・・弥生時代以前、初めて神が降臨されというコトビキ岩が500数段の険しい石段を登った先に。

情報で制覇することは無理からぬことと承知しながらも、3分の1トライしてやはり口惜しきUターンです。
行き交う若い人たちの応援があったにも関わらず、コトビキ岩の景色が見られず、身体老化現象進行中の身にとっては❝畏れ❞と❝恐れ❞の神域でした。

補陀洛山寺(ふだらくさんじ)・・千数百年の観音信仰を継承する御寺は熊野古道の分岐点に建つ。住職が60歳になると、決死の覚悟で箱舟のような渡海舟に乗り観音浄土を目指したのは今は昔…。

この❝補陀落渡海❞の惨い修行?に観音様はお許しされたのかとふと疑問が残りました、、

さて、気分転換!

すぐ近くの勝浦漁港でランチタイム。
エネルギー補給の海鮮丼で舌鼓。熊野古道・大門坂ウォーキングに備えます (^^)/




市街地からすぐの権現山・神倉神社参道ですが…




急峻な自然石の階段に迷いながら挑戦するも…




登りは恐々、下りはヨタヨタ、完全登頂?は諦めです!





穏やかな熊野灘



観音信仰『補陀落渡海』で有名な 補陀洛寺




四方鳥居で囲まれた箱舟で太平洋の荒海へ漕ぎ出で、観音浄土を目指したとは!






勝浦漁港