2020年3月4日水曜日

苗木城 攻略…

中津川駅から目指すは山城・苗木城へウォーキング。

標高432mの高森山の巨岩石の地形を利用して築城された山城は、お城フアンのみならず魅了されます。

天守跡の展望台から木曽川を眼下に見下ろせば、絶景の山紫水明が広がり
巨岩と石垣、懸造(かけづくり)に建物が配されていた城郭跡は類を見ない山城。
戦国時代から明治維新まで、遠山氏十二代に亘って治めてきた苗木領の史実を
「苗木遠山資料館」でお勉強したり…と

いろんな視点から楽しめた健脚向き?城攻めのウォーキングコースでした。


雨上がり木曽川は霧がうっすらと。右手前方、霧に包まれた山頂には苗木城が…

木曽川の川景色を楽しみながらウォーキングです。


北恵那鉄道跡の橋脚下で小休止

これから登山道(=飛騨街道?)に入ります


落ち葉がふんわり、足に優しい山路が快適です。

次々と巨岩が楽しめます。 お化け岩

弁慶岩

苗木さくら公園 1ヶ月後は700本が咲くサクラ山に…。

展望台で小休止


この場所に本丸が有ったとか…??  でも痕跡がなく、、

サクラ公園を抜けると巨岩と石垣の城郭跡が出現

大矢倉 自然石を抱え込んだ石垣がみられる。




巨大な自然石も城壁

三の丸から天守展望台へは登り10分ほどかかるとか…。

巨岩と石垣のコラボが…。



懸崖造り(清水寺の舞台も)の天守跡を復元  現在は展望台 

木曽川を眼下に…。


右手には恵那山も…。

ランチタイム




巨岩地形を利用して建っていた城郭がわかるビューポイント

苗木遠山資料館へ向かう道も雰囲気よし!

高森神社 苗木城の守護神「竜王権現」が祀られている。
領主に献上する氷餅を貯蔵した「風穴」が今も。

帰路は苗木城・大矢倉まで戻り、四十八曲がりの山道を下山。

まだまだ石垣の修復が続いている個所も。

巨岩と石積みの特徴がみられる石垣 年代が古そう…。

 北恵那鉄道の橋脚が山の景色と一体化。

石の積み方によって時代が分かるそうです。


急峻な山肌に堅牢な石垣。古人の技術はスゴイ! 黒桑衆も携わっていたのかしら?

石垣ウオッチングしながら足場の悪い山路を下山してきました。やれやれ~~~