2023年5月23日火曜日

ハゲ山再生100年物語…東京大学演習林・生態水文学研究所の見学コースを歩く

瀬戸市郊外・戸越峠を通るたび気になっていた東大演習林へ訪ねる機会がありました。

今は緑豊かな演習林。見学コースをスタッフの方の説明(地質,地形,気候の研究)を聞きながら3時間ほどかけて海抜約370m登山?してきました。 

長い歴史の中、陶都であるが故の森林需要が自然災害をもたらした結果、ハゲ山に…。

山全体(745h)が実験区域。
かれこれ90年間「水の動きと森林の生態系、森林の持つ機能を高めるための研究」がなされており、この地道な研究が自然相手に今もなお、、、

鶯の声を聴きながら、幾種もの蝶・トンボ、そして幾多の山野草を目にし、豊かに再生された山歩きを「シデコブシの会」を通して体験することができました。






猿投古窯群の一つ 「小長曽窯跡」 室町時代~









見学コースの説明を(赤ラインを辿ります)

演習林のご神木にご挨拶



生態水観察施設?


この容器で水量,水質,etc…を分析しデーターをとっているとか…。



この容器で採取された植物すべて(葉,種子)が研究の対象になるとか…

標石




見学コースの頂上は、海抜約370mなり…


杉の見本林 全国各地より収集



花崗岩・風化浸食


照葉樹の植域に


気象観測施設