平安時代に創建された阿弥陀寺は、幾つもの熊野古道が交差する那智山中 妙法山の懐に。
熊野灘を見下ろせる山腹に建つ(海抜794m)山寺は静寂に包まれた別世界!
濃き薄き緑の木々。手入れの行き届いた境内に初夏の花たちが自然に溶け込んで咲き、来たる者拒まぬ雰囲気に安堵です。
本殿にお参りさせていただいた後、境内を散策。
ここもまた史跡の数々が眠っており、ゆっくりと拝見したい気持ちはあるものの、なんせ旅の途中!心を残して下山です…。
女人高野の御寺は黄泉の国への入り口でも。次回は予備知識を詰め込んでお尋ねしたい、、
合掌
熊野灘
阿弥陀寺・御詠歌
「くまの路を もの憂き旅とおもふなよ
死出の山路でおもひ知らせん」